北海道名寄市の天文愛好家が、自身4度目となる超新星を発見しました。今回の発見は、国際的にも注目されています。
名寄市立天文台「きたすばる」の前台長・佐野康男さん(66)は、22日深夜、自宅に設置した口径36㎝の反射式望遠鏡や超高感度カメラなどを使って撮影した画像に、超新星とみられる白い点が写っているのを見つけました。
場所は、りゅう座の銀河(NGC5907)で、明るさは16.6等と肉眼で見ることはできませんが、太陽の10倍程度以上の恒星が、寿命を終えて爆発した現象とみられていて、地球からの距離は約4700万光年と推測されています。
佐野さんは、今回の発見を国際天文学連合の超新星専用サイトに報告。
中国やアメリカの天文台からも観測されて、超新星「2026kid」と名づけられました。
近年は、観測機器の発達などにより、学術機関などがいち早く発見するケースが多くなっていて、個人が限られた機材で発見することが難しくなってきています。
佐野さんは、長年の経験から、季節ごとに「狙い」を定めて望遠鏡を向け続けてきました。
佐野さんが超新星を見つけたのは、2005年以来21年ぶり。「(超新星が出現しやすい)大きな銀河の近くで、発見した時は、自分が一番になれるとは思わなかった。一個人が一番先に見つけられてうれしい」と話しています。
今回の発見は、国際的にも注目されていて、佐野さんには、海外の報道機関からの取材依頼も来ているということです。














