中学3年生を対象とした山梨県の第2次進路希望調査の結果がまとまりました。
全日制公立高校全体の倍率は0.99倍で2年連続で定員割れとなっています。
進路希望調査は山梨県内の中学3年生6994人を対象に行われ、進学を希望する生徒は98.78%と去年より0.08ポイント減少しました。

このうち、全日制公立高校で自己推薦制の前期試験の倍率は1.02倍で、2年ぶりに定員を超えました。

一方、後期を含めた全体の倍率は0.99倍と去年より0.01ポイント上回りましたが2年連続で定員割れとなりました。

定員割れの要因について県教育委員会は「少子化に加え、多様な学び方を求める生徒が増加し、通信制高校の人気が高まっていることなどが影響している」と分析しています。

最も倍率が高いのは甲府東の普通科の1.65倍、続いて吉田の理数科が1.48倍、甲府南の理数科が1.25倍などとなっています。

公立高校の前期試験の日程は来月1日と2日、後期試験は3月3日となっています。















