文部科学省が行使した2回目の質問権の回答について、旧統一教会が先ほど送付したことがわかりました。

旧統一教会は午後4時半前、段ボール4箱の回答を郵便で送付しました。段ボールの中には、回答文書が大型のバインダー10冊ほどで入っているということです。回答期限である、あすには文科省に到着するものとみられます。

宗教法人法に基づく質問権をめぐっては、昨年11月に文部科学省が史上初めて行使し、その後、12月にも2回目の行使をしていて、あす6日が2回目の質問権に対する回答期限となっています。

文科省は今後、これまでの回答内容を精査し、必要があれば再度の質問権行使をするとともに、教団の解散命令を請求するか検討します。

旧統一教会は取材に対し、「精度の高いものをと思い、期限ギリギリの提出となった。今回も適切に対応した」としています。