県内の企業にも影響が広がる中東情勢の緊迫化。愛媛県四国中央市の製造業を取材しました。

四国中央市にある紙加工会社、江南ラミネートでは、プラスチックフィルムを貼り合わせた紙袋や、食品パックなどを製造するほか、医療用素材の加工も手がけています。

中東情勢の緊迫化によって石油由来の資材価格が高騰し、経営を圧迫しているといいます。

(江南ラミネート・石川克晴社長)
「弊社では、紙にポリエチレンを貼る紙加工しているが、ポリエチレンの原材料の仕入れ価格が、4月から1.5倍になって大変困っている」

製品の包装に使うフィルムやテープ類も3割ほどの値上げを打診されていて、厳しい状況が続いています。

さらに塗料が不足して印刷が遅れると、影響は納期にもおよぶ恐れがあります。

当面の原材料は確保しているといいますが、事態が長期化すれば先行きは不透明です。

(江南ラミネート・石川克晴社長)
「今は各企業影響がでないように、必死でがんばっているが、長期化すると影響が出てくるのは間違いないと思う。今後、江南ラミネートに原材料が入って来ないと、製品が出荷出来なくなるという不安も抱えながら、値上げの商談を行っている」