研究の背景

マグネシウムは、植物とヒトの双方にとって成長に不可欠な必須栄養素です。

植物においては光合成やタンパク質合成など多くの生命活動に関与し、ヒトにおいてはエネルギー代謝や筋収縮、神経伝達に不可欠な役割を担っています。マグネシウムが欠乏すると、疲労や筋肉のけいれんなどの症状を引き起こすことがあります。

イネは主食として、我々の主要なマグネシウム摂取源の一つです。しかし、土壌中のミネラルがどのようにして種子まで運ばれるのか、またマグネシウムが種子の発育や品質にどう影響するのかは、これまで詳しく解明されていませんでした。