麻辣湯がブームになる中、新たに注目されている中華料理「ビャンビャン麺」。人気のワケとは?
“叩いて伸ばす”幅広麺
ビャンビャン麺の「ビャン」の漢字は、画数が一文字で57画もある“超難読”文字。

それでも街で調査した若者の半分以上は、漢字を見て「ビャンビャン麺」と正確に回答。一体どんな料理なのでしょうか?

「“平べったくてモチモチ”なのが激ハマり」(10代女性)
「“きしめんとうどんの間”ぐらい」(20代女性)

ビャンビャン麺とは、中国陝西省でよく食べられる「幅広の手延麺」。生地を台に叩きつけて麺状に延ばす時に「ビャンビャン」という音が響き、一説にはこの音が名前の由来ともいわれています。

“長さ7メートル”の麺はモチモチ弾力
東京・中央区にある『西安麺荘 秦唐記 東京スクエアガーデン店』で味わえるのは、汁なしビャンビャン麺の「ヨウポー麺」(1180円)。

麺の上に茹で野菜と角切りのチャーシュー、ネギ・唐辛子・花山椒をのせ、その上から熱々の油を「ジュッ!」。かきまぜて丼の底にある黒酢ダレと絡ませていただきます。
THE TIME,マーケティング部 羽田優里奈部員:
「見た目は油そばの感じ。麺を持ち上げると…めっちゃ長い、終わりが見えない」

なんと麺の長さは7m!その味はー
羽田部員:
「すごくモチモチで弾力がある。食欲をそそるピリ辛さで、しっかりとした味付けが良く合う」

『秦唐記』代表取締役・小川克実さん:
「初めは多少苦戦したけど“年々店が増えている”。ショッピングモールさんからも出店のオファーをもらっている」
日本人好みにアレンジ
オフィスビル地下1階に、2025年6月にオープンしたフードコート「浜松町ネオ横丁」(東京・港区)に入っているのは、ビャンビャン麺の専門店『手打ちビャンビャン麺荘古都』。

唐辛子や山椒などで味付けしたピリ辛味の「古都ビャンビャン麺」(880円)をはじめ、肉野菜炒めと掛け合わせたスパイシーな「焼きビャンビャン麺」(980円)など、全19種類が揃います。

なかでも、“麺そのもののおいしさを堪能できる”と人気なのが、茹でた麺を水で締めた「ザルビャンビャン麺」(790円)。つけ汁は中華風と和風の2つから選べます。

羽田部員:
「麺がキュッと引き締まっていて中はむっちり。中華風の甘酸っぱいつゆとも良く合う」

〆に人気のスープタイプ
手作り点心や四川麻婆豆腐など本格的な中華が食べられる居酒屋『田燕 まるかく三 池尻大橋』(東京・目黒区)でも、ビャンビャン麺が人気です。

「思ったよりどんどん食べられる。お酒との相性ばっちり」(20代女性)
「ラーメンに比べて食べ応えがあって麺のおいしさも感じられて好き」(20代男性)
ビャンビャン麺発祥の地・陝西省出身の料理長が打つ“自家製麺”を使ったメニューの中でも“〆の一杯”として人気なのは「水煮牛肉ビャンビャン麺」(1680円※パクチー追加は+200円)。

ニンニクやネギ、豆板醤などを使ったタレに、キャベツなどの野菜を入れて煮込んだ赤いスープにたっぷりの牛肉。まるで薬膳のような味わいの一杯です。

店長・前田康吏さん:
「最初は〆の麺としては全く想定していなかったけど、必ずといっていいほどどこのテーブルでも注文される。“ビャンビャン麺目的”で来るお客さんも多い」














