福島県白河市の60代男性が警察官などを名乗る電話をきっかけに金塊が盗まれた「なりすまし詐欺事件」で、金塊の受け取り役とみられる台湾籍の男(42)が逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは職業住居不詳、台湾籍のヤン・ズ・リ容疑者(42)です。ヤン容疑者は3月20日から4月3日の間、他の人物と共謀して警察官を騙るなりすまし詐欺で白河市の60代男性の自宅の庭に置いていた金塊1.5キロ(時価約3,800万円相当)を盗んだ疑いが持たれています。

被害に遭った男性は警察官を名乗る人物から電話で「マネーロンダリングの疑いで逮捕状が出ていて、疑いを晴らすために金塊を購入しもらい販売業者の口座に入った現金を金融庁が捜査します。」と言われ話を信じ、金塊を自宅の庭に紙袋に入れて置いていました。

ヤン容疑者は金塊を回収する受け取り役、いわゆる「受け子」とみられていて、防犯カメラの映像などからヤン容疑者が割り出され、21日、成田空港で発見され逮捕されました。ヤン容疑者の認否について警察は捜査に支障があるとして明らかにしていません。警察は他に仲間がいる組織的な犯行とみて捜査を進めています。