アメリカのトランプ大統領はイランとの停戦を延長すると発表しました。
アメリカのトランプ大統領は21日、SNSへの投稿で、「どのような結果になるにしても、イランとの議論が終わるまで停戦を延長する」と表明しました。延長する具体的な期限は示しませんでした。
トランプ氏は「イラン政府は深刻な分裂状態にある」と主張。パキスタンのムニール陸軍元帥とシャリフ首相から、「イラン側が統一した提案を示せるまで、攻撃を停止するよう求められた」と説明しています。
トランプ氏はこれまで、アメリカ東部時間で22日の夜が停戦期限だとして、それまでにイラン側と合意できなければ攻撃を再開する可能性に言及していましたが、当面はイラン側との交渉を続ける姿勢を示した格好です。
ただ、現時点でバンス副大統領らアメリカ側の代表団は首都ワシントンにとどまっています。
また、トランプ氏はアメリカ軍に対し、イランに対する海上封鎖を続けるよう指示したほか、即応態勢を維持するよう求めたことも明らかにしています。
こうしたなか、イランの革命防衛隊に近いタスニム通信は22日、複数の関係者の話として、「イランは、停戦の延長を求める要請をしていなかった」などと報じました。
そのうえで、トランプ大統領が期限を明示せずに停戦延長を発表したことについて、その意図にはいくつかの可能性があるとする分析を伝えました。
この中で、まず一つの見方として、アメリカが戦争で成果を上げられていないことを認識し、「戦争からの出口を模索している」との見方を示しました。
一方で、停戦延長そのものが「時間稼ぎ」や「戦術的な欺き」である可能性も排除できないとし、アメリカやイスラエルがイランに対する新たな攻撃に踏み切る可能性にも言及しました。
また、ホルムズ海峡をめぐっては、アメリカによるイランの海上封鎖が続く限りイランは海峡の再開には応じず、「必要であれば封鎖を武力で打破する」などと伝えています。
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