1000回に1回、予測不能な高波が襲う

ただ、こうした準備を整えていても、想定を超える高さの波が襲ってくることがあります。「一発大波」と呼ばれる現象です。

海上の波は常に一定ではなく、複数の異なる波が重なり合って進んでいます。この波同士が特定のタイミングで山同士・谷同士で重なったとき、エネルギーが集中して通常の数倍の高波が出現することがあります。

出典:第三管区海上保安本部 突然の一発大波への注意を呼びかけるビデオ

確率的に100回に1回は1.5倍1000回に1回は、2倍以上の波が出現するとされ、半日ほど磯場にいる場合は、数回、2倍に達するような高波がやってくる計算です。

海上保安庁では、この1000回に1回の波を「一発大波」と呼び、磯での転落事故の主な原因としています。