北海道知床沖の観光船沈没事故から、23日で4年になります。事故当時、乗客家族を知床に迎え入れ、いまも知床で家族と交流を続ける男性の4年間です。
行方不明の乗客の父親
「心の支えです。本当に心が温かい方だと思う」

乗客家族がこう言い、信頼を寄せる男性がいます。
知床のホテルで働く杉浦登市さん(64)です。

愛知県出身の杉浦さんは、友人との旅行で訪れた知床の自然に魅了されました。
杉浦登市さん
「知床五湖を散策した時に『こんなにいいところだったんだ』『できたらここに住みたい』と思って移住してきた」

2019年に知床に移住した杉浦さん。桂田精一被告が当時経営していた旅館で働くことに。

事故当日から旅館は乗客家族の宿泊場所となり、対応に追われることとなりました。
事故の翌月、乗客家族から言われた言葉で鮮明に覚えているものがあるといいます。
杉浦登市さん
「『弟の好きだった知床ってこんなにいいところだったんだ』『私は知床を嫌いになりたくない』と言われたのは印象に残っている」

以降、全国に散らばる乗客家族の力になろうと交流を続けるようになりました。














