新潟県 佐渡市の伝統芸能「鬼太鼓」。春祭りの季節を迎え、島の各地で太鼓の音がこだましています。少子化で後継者不足も叫ばれる中、ひときわ熱気に包まれている鬼組に注目しました。
両津地域の春日町。

地域の春祭りが行われ鬼が家々の門前で舞う「門付け」をしました。

五穀豊穣や地域の安全を願う、「鬼太鼓」は佐渡島内におよそ120の団体があるとされています。

通常、鬼役は男性のみ。しかし、ここ春日鬼組は女性も子どもも許され、今年は20人もの子どもが参加しました。

【鬼役の男の子】「見てくれている人が『ありがとう』って褒めてくれたり、『うまいね』って言ってくれるのがとてもうれしいです」

【地域の女性】「(子どもが)大勢いてびっくり。(地域が)明るくなってありがたい」

祭りをさらに盛り上げるのは海外からの参加者です。2004年から受け入れを始め、今回はアメリカ出身の3人がやってきました。

【アメリカから参加】「私たちの地域にはこのような祭りはない。小さな子どもからお年寄りまで、みんなが一緒に集まって、同じ伝統を学んでいるのを見られるのは素晴らしい」

また、今年は長年守り続けてきたまつりの開催日を変更。平日になりやすい「日付固定」から「4月の第3土曜日」にしました。島外に出た若者たちにも参加してほしいという住民たちの強い願いからです。

【春日鬼組会長 齋藤博文さん】「どんどん祭りが盛り上がる期待感がある」

変化を恐れず、新たな風を受け入れて伝統をつなぐ春日鬼組。その熱気は、地域の強い絆を育んでいます。














