新型コロナ新規感染の高止まりが続くなか、4日から仕事始めのクリニックは朝から大混雑です。コロナの検査を求める患者、そしてインフルエンザの疑い患者も増加しています。
「この赤い線の上まで唾液をお願いします」
島根県松江市内のクリニック。4日、仕事始めを迎えましたが、診察開始から、検査キットを求める患者がひっきりなしに訪れていました。

一般診療に加えて、裏口にはコロナの検査キットを求めて多くの患者が車で訪れている状態です。
うえだ内科ファミリークリニック 上田直樹 院長
「オンラインで予約が取れるのですが、きのうきょうの朝の時点でいっぱいになっています。年末からですが、家庭内の感染が増えていて、なかなか防ぎ切れない状況です」
上田直樹院長は、家庭内での感染が防ぎ切れない状況が続いていると分析。この日は午前だけでも、上限の30人を超える40人以上の患者が詰めかけていました。
うえだ内科ファミリークリニック 上田直樹 院長
「今やっているのは松江市の抗原定量検査。それ以外にもPCR、抗原定性検査などです。あとコロナ陰性の患者さんに対してインフルエンザの検査をするケースが増えています」

コロナの検査に加え、症状によってはインフルエンザの検査も行う患者が、日に日に増えているといいます。
うえだ内科ファミリークリニック 上田直樹 院長
「ここから夕方までずっと検査は続いていきます。仕事始めですが、ずっと2年くらい続けていますので、日常という感じです」
コロナ禍の年は2023年も続きます。