なぜ警察の発表は「段階的で慎重」なのか?
日比麻音子キャスター:
警察の発表による、最新の情報です。

▼遺体を運んだのは押収した容疑者の車とみている
▼学校周辺の防犯カメラに映っていたのはこの車
さらに今日わかったことです。

まず、逮捕前の任意の聴取に対し、安達容疑者は「首を絞めつけて殺した」という趣旨の供述をしました。
そして、安達容疑者の車と、安達容疑者や家族の服など30数点を押収したということ。
また、靴やカバンの発見に繋がったのは、スマートフォンやカーナビの位置情報を分析したからだったということです。
警察は、明らかにしていく情報を非常に慎重に選びながら、段階的に発表しているように見えるのですが、なぜこのような発表方法になっているのでしょうか。

元京都府警 捜査一課長 樋口文和さん:
まず、死体遺棄の容疑で捜査が進んでいました。その中において、任意で話を聞いたところ「首を絞めて殺した」という供述を得ました。
死体遺棄容疑の延長線上には、「殺人行為」が見えてきますので、慎重になっていきます。
捜査で得た資料や供述に基づいて、さらに捜査を進めていくので、得た情報を出すことによって捜査に支障が出る可能性があることから、慎重な発表になっているのだと思います。
日比キャスター:
聴取に関しても情報と連動させて、慎重に発表しているということですね。
そして今回、押収されたものですが、車のみならず、安達容疑者や家族の服など30数点を押収したということです。これはどういったことが考えられるのでしょうか。
元京都府警 捜査一課長 樋口文和さん:
まず、死体を遺棄するときに使用した服も押収しています。
なぜかというと、結希さんの血液や色々な“資料”がその服に付いているおそれがあるからです。
また、車については移動手段として使用していますので、車についた土などを押収するため。それから、車内で犯行があったのではないかということから車を押収したということです。
助手席は家族なら乗って当たり前なので、トランクに乗っているというような“資料”が出れば、ちょっとおかしいと思います。ですから、遺棄するときに運んだ車である可能性があることから車の押収をしたのだと思います。
実際に遺棄する際に遺体だけを運ぶと見つかるので、毛布にくるむなどといったことをしている可能性もあります。遺体を包むものも押収していると思います。














