自らをイエス・キリストに似せた画像を投稿し、ローマ教皇との対立が過激化しているトランプ大統領。いま、アメリカではトランプ大統領の言動の不安定さに対する懸念の声があがっています。
トランプ大統領がSNSに投稿したのは自らの姿をイエス・キリストに似せたように見える画像。支持基盤のキリスト教保守派からも批判が相次ぎましたが…
アメリカ トランプ大統領
「私が医師として描かれていて、あとは私たちが支援している赤十字のスタッフが描かれている。キリストだ、なんて思いつくのはフェイクニュースだけだ」
この背景にあったのがイランでの戦闘に批判的なローマ教皇レオ14世との対立でしたが、大統領は事実に基づかない攻撃を繰り返しました。
アメリカ トランプ大統領
「核兵器の保有を容認するような教皇は好ましくない。我々の街の犯罪を許容するような教皇は望まない」
トランプ氏はこの画像の投稿を一日で削除しましたが、次はキリストと自身が並んだAI画像を引用しました。イランとの戦いに関しても激しい言葉を繰り返しているトランプ氏。
アメリカ トランプ大統領
「海峡を開けやがれ、ろくでなしどもめ」
「ひとつの文明全体が死に絶えようとしている。二度と立て直せないほどに」
これにはかつてトランプ氏を支持していた人々も強く批判しています。
マジョリー・テイラー・グリーン前下院議員
「アメリカには一発の爆弾も落ちていない。文明全体を滅ぼすことなどできない。これは悪であり、狂気だ」
いま、アメリカではメディアからトランプ氏が「心理的に不安定になっているのではないか」との見方が出てきています。
記者
「戦争状態が続く中、精神状態を検査すべきという声がありますが」
アメリカ トランプ大統領
「そんな話は聞いたことがないが、もしそうなら私のような人間をもっと増やす必要があるだろう」
ニューヨーク・タイムズはこのようなタイトルの記事を掲載しました。
ニューヨーク・タイムズ
「気まぐれな発言がトランプ氏の安定性への疑問を再燃させている」
また、世論調査で「トランプ氏は年齢を重ねて不安定になった」と回答した人が61%に上ったことなどを紹介しました。
30年以上のキャリアを持つ心理療法士シャリ・ボトウィンさんは人が心理的に不安定になる背景をこう説明します。
心理療法士 シャリ・ボトウィンさん
「自己愛的な傾向を持つ人が権力や支配力を失い始めると、自己認識や自尊心が非常にもろくなります。その状況に対処するため、攻撃的になったり、報復したりする傾向があります」
アメリカ国民に懸念が広がっています。
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