先月から倒木が相次いでいる東京・世田谷区の砧公園で、きょうから、東京都がAIを活用した樹木診断を試験的に始めました。

世田谷区の都立砧公園では、先月からサクラやコナラなどあわせて5本の倒木が相次ぎ、1人のけが人も出ていて、現在、多くのエリアで立ち入りを制限しています。

東京都は高さ3メートル以上の樹木5000本について樹木医による緊急点検を進めていますが、すでに57本の樹木に倒木の危険性があることが判明し、伐採を進めています。

都は点検のスピードアップを図るため、きょうからAIを活用した診断を試験的に始めました。

新しい診断では、職員がタブレット端末で樹木を撮影してシステムにアップすると、AIがきのこが生えていないかなど、樹皮に現れる兆候を分析し、リスクを4段階で判定します。

樹木医の人員には限りがあることから、都はAIの判定を参考にしながら、診断すべき樹木の優先順位を決めるなど、点検を迅速に進めたいとしています。