今治労働基準監督署は15日、トラックの荷卸し作業で指揮者を定めていなかったとして、労働安全衛生法違反の疑いで、愛媛県宇和島市に本店を置く宇和島自動車運送と当時、同社の今治営業所長だった男性(35)を松山地検に書類送検しました。

労基署によりますと、去年12月、今治営業所で同社の男性従業員(当時74)が、1人でトラックの荷台上で荷卸しの準備を行った後、地上に降りようとした際、約1.25メートルの高さから誤って転落して死亡する、労働災害が発生しました。

男性はヘルメットを着用していたということですが、労働安全衛生法では、積荷が重さ100キロ以上の場合、荷卸し作業の監視などを担う、指揮者を定めることが義務付けられていて、事故当時は、配置していなかった疑いが持たれています。

労基署は認否を明らかにしていません。