甲府商工会議所が山梨県内の事業所を対象に行った2023年の景気の予測調査で、半数を超える事業所が改善傾向と回答しました。


2023年の景気予測調査は甲府商工会議所が実施したもので県内105の事業所が回答しました。


それによりますと2023年の県内景気については「良くなる」が45.7%で最も多く、「少し良くなる」の6.7%と合わせると半数を超える事業所が改善傾向と予測しました。


一方で「変わらない」は20%、「悪くなる」「少し悪くなる」が合わせて27.6%でした。


また改善の要因のうち最も多かったのがインバウンドの増加などによる内需の拡大で、悪化の要因はエネルギーコストの上昇や円安、物価高騰でした。


甲府商工会議所は「多くの事業所で営業力や人材育成の強化などコロナ禍で整備した事業を強めていこうという傾向がみられる」と分析しています。