「不整脈」による突然死を防ぐため、高知県内で初となる新たな医療機器を体内に埋め込む治療が、高知市の病院で始まりました。
近森病院循環器内科では、不整脈の患者に体に埋め込む最新の医療機器「EV-ICD(イーブイアイシーディー)」を用いた治療を始めました。
心臓の脈が乱れる「不整脈」は最悪の場合、死に至りますが、「EV-ICD」は、患者の不整脈を自動で感知して電気ショックを与え心臓の動きを正常に戻すため、「体内の救命機器」として機能します。
また、従来の製品とは違い、血管の中に電線を通さないため、血管を傷つけないなど身体への負担が少ないといいます。
▼近森病院循環器内科部長・三戸森児医師
「ペーシング機能の機能性を持っているということと、血管や心臓を傷つけない安全性を持っている。良いところの両立ができているのが最大の特徴」
近森病院では今月6日、50代の男性患者に県内で初めて「EV-ICD」を埋め込む手術を行っていて、術後の患者の経過は良好だということです。
▼近森病院循環器内科部長・三戸森児医師
「トレーニングを受けた不整脈専門医がいないと植え込むことができません。それが高知県内でできるというのは、他県・都市部に行かなくても地元で治療を受けられることが、地域の皆さんに対して当院で提供できるのは、非常にうれしく思っております」
近森病院では今後も必要な患者に対してこの治療を行っていく方針です。














