中国内陸部の河南省で、新型コロナの感染拡大防止のため禁止されている花火の使用をめぐり、取り締まりに反対する一部の若者がパトカーを襲うなど暴徒化しました。

パトカーに物を投げつける市民。その後、車はひっくり返されてしまいました。これはツイッターに投稿された映像で、2日夜から3日未明にかけての河南省周口市での騒ぎとされます。

周口市は、多くの人が集まることで新型コロナの感染が拡大することを防ぐために1年を通して花火や爆竹の使用を禁止していますが、中国メディアによりますと、新年を祝うために花火を使っていた一部の若者が取り締まりに反対して暴徒化し、パトカーを襲ったということです。

地元警察の発表によりますと、パトカーは路上に止まっていたものでけが人は出ておらず、騒動を挑発した疑いで6人が拘束されたということです。