川上村出身の宇宙飛行士・油井亀美也(ゆい・きみや)さんが9日、日本に帰国後初めての記者会見を行い、ISS=国際宇宙ステーションでの長期滞在を振り返りました。

(油井亀美也さん)「長野県の皆さん、川上村の皆さん、佐久市の皆さん、応援してくださっているのがよくわかったので非常に励まされましたね」

宇宙に2度目の滞在となった油井さん。

2025年11月には、地元の川上村や佐久地域の小中学生などおよそ800人と交信。

また、2026年1月に地球へ帰還するまでのおよそ5か月間、宇宙空間での実験や、物資を積んだ日本の補給機のキャッチも行いました。

(油井さん)「ロボットアームを操作してこの金色の宝箱みたいな美しい補給船を捕まえると、日本が誇る素晴らしい補給機が、私のところに到着しました」

一方、宇宙からは軍事攻撃による爆発など、地球上で行われている戦争も見えたという油井さん。

(油井さん)「宇宙ステーションで培っている相互を敬って助け合うみたいなそういう文化が地上に広まれば、仲が悪くなってる部分っていうのはもっと減っていくんだろうなって思ったりしまして」

また、国際的な月探査「アルテミス計画」で月面着陸への関心が高まっていることについて触れ、自身の経験を後進の育成に生かしたいと話しました。

(油井さん)「日本人の宇宙飛行士はほぼ確実に着陸しますので、あまりにも危険で若い人は行かせられないとなったら私は喜んで行きますけれども」