宮崎県川南町は、町文化ホールの吊り天井が崩落する危険があるとして、今月から、ホールと舞台の利用を停止しました。
これに伴い、この会場で予定されていた公演など14件が中止となっています。

(玉岡克希記者)
「成人式や音楽祭など、町の行事の拠点として、長年親しまれてきたこちらのホールですが、今月から使用ができなくなっています」

川南町によりますと、先月、町文化ホールの吊り天井の耐震性を調査したところ、国の耐震基準を満たしていないことが判明。

吊り天井と基盤をつなぐボルトやクリップなどが、地震だけでなく、気温や湿度の変化、さらには、設備機器の振動によっても抜け落ち、吊り天井が崩落する危険性があることが分かり、今月から利用を中止しました。

これにより、すでに予約が入っていた舞台や演奏会など14件のイベントがキャンセルとなっています。

町民は・・・

(高校生)
「(中学3年生の時文化祭で)ここで歌ったのが一番の思い出なので、これがなくなるのかは、ちょっと寂しいと思います」
「また使えるようになったら、文化祭を学校の卒業生として見に行きたいです。成人式はここであげたいです」

また、ホール内では、雨漏りなどの老朽化も確認されていて、再開の目処は立っていません。

(川南町教育委員会教育課 佐坂尋則課長補佐)
「利用者の安全というのを第1に考えた結果になっています。施設全体も含めて、本当に大丈夫なのかどうかを含めて、今後何らかの調査をしていきたいと考えております」

川南町文化ホールは、1999年に完成。
リハーサル室や会議室などもあり、ホールと舞台以外の施設は、引き続き利用が可能だということです。