那覇と久米島などを結ぶ航路に新たに就航する高速船について、運航会社の久米島オーシャンジェットは、5月1日の就航を発表しました。

就航に必要な国の事業許可は通常、申請から2か月かかるとされていますが、許可を申請したのは今月7日だということです。

久米島オーシャンジェットが5月1日に就航させる予定の高速船、愛称「つむぎ」は、2階建ての船内に220人あまりが乗船でき、那覇と久米島を80分、那覇と本部を60分で結びます。

水中翼が生み出す揚力で船体が海面に浮かぶ「ジェットフォイル船」で、揺れが少なく船酔いしにくいとされています。

「つむぎ」は、JR九州高速船の中古船が使用されていますが、船体の改修に想定より時間がかかるなどして、これまでに就航が2度延期されていました。

事業許可について審査する沖縄総合事務局は、去年から書類を事前に確認しているため通常の所要期間である2か月はかからないとしつつも、5月1日の就航に間に合うかは「何とも言えない」としています。

また、「つむぎ」の航路では冬から春にかけてクジラが繁殖することから、船との衝突が懸念されていますが、久米島オーシャンジェットは迂回して運航するなど対策するということです。

船内

運賃は那覇-本部で片道6800円、那覇-久米島間で片道7800円を予定しています。当初「半額」の予定がアナウンスされていた久米島町民の運賃は5400円となり、約3割引きの運賃となっています。