「花のような人」渡辺千恵子さんと平野さんのつながり
そのことを報道で知った平野さん。渡辺さんとは45年ほど前に平和運動に参加していた縁で知り合い、1983年には渡辺さんが開会宣言を務めたヨーロッパでの核軍備撤廃大会にも共に参加しました。


平野妙子さん(72)「(渡辺千恵子さんは)花のような人、ひまわりみたいと思ってた」


親子ほどの年の差がありましたがすぐに親しくなり、渡辺さんに頼まれ書道も教えていたそうです。筆をとる姿勢は真剣そのもので、5級から始め初段までとったと言います。
平野妙子さん「青春が本当にもうなかった人だから、とにかく車いすに乗れるようになって自由に動けるようになった時になんでもかんでもやりたくなったと思うんですよ」

被爆から9年後に編み物を始め、生計を立てるため懸命に技術を磨き師範の資格まで取得した渡辺さん。大胆なデザインのベストは、平野さんが希望を伝え作ってもらったもので、イメージ通りの出来でした。


平野妙子さん「一人でもできること、家にいてもできることをね、必死になって何とか社会と繋がろうと思ってやってらしたっていうことが垣間見えるんじゃないかなっていう気がしますね。こうやって皆さんに千恵子さんの手編みの技術見てもらってますよ、ということになったら多分喜んでくださるんじゃないかなっていう気がしますね」


渡辺さんそのものだと思って大事に保管してきた手編みのベストは9日、長崎被災協に贈呈されます。
長崎被災協は6月以降に展示コーナーを設置する計画で、贈呈されたベストも展示予定です。














