行方不明となっている小学6年の男子児童について、警察は南丹市内全域で捜索を続けています。

 行方不明の児童が通う京都府の南丹市立園部小学校では、8日始業式が行われました。通学路には警察官やボランティアらが立ち、登校する児童を見守りました。

 (防犯ボランティア)「全く初めてのこと。びっくりしましたね。ふだんこういうことが起こらないところなんで。きょうからスタートするので元気に笑顔で登校してほしい」

 園部小6年の安達結希さん(11)は3月23日の朝、父親の車で学校のそばまで送り届けられたのを最後に行方が分からなくなっています。

 警察や消防はこれまでのべ約1200人で学校や自宅周辺などを捜索。6日後に学校から約3km離れた山の中で安達さんの通学用かばんがみつかり7日は安達さんの自宅周辺の山中で大規模な捜索が行われましたが、行方につながる新たな手がかりは見つかっていません。

 始業式を終えた児童らは集団で下校しました。市の教育委員会によりますと校長は、「結希さんが無事に発見されるのを願っている。一人で不安な気持ちを我慢しないで、先生やスクールカウンセラーに相談してください」などと児童らに伝えたということですが、保護者の不安は募るばかりです。

 (保護者)「子どももSNSで今回のことを見たりするんですけど、子どもも不安になると思いますし、家庭でも安心感を与えられるよう生活しています」
 (保護者)「私のところは毎日送り迎えはついていっているんですけど、1人で行けるようになったとしてもついていくと思います」

 警察は学校周辺をパトカーで巡回し、警察官を増員して通学路の見守りにあたったということです。

 警察にはこれまでに約290件の情報が寄せられていますが、有力な情報はなく、8日も約30人を動員して市内全域での捜索を続けています。

【南丹警察署 生活安全課】(0771)62-0110