京都府南丹市の小学6年・安達結希さん(11)の行方がわからなくなって半月あまり。安達さんが通う南丹市立園部小学校では8日、始業式が行われました。

 警察や地域のボランティア、市教委などが見守り活動を行うなかで、児童たちは新学期を迎えました。

―――Q新年度ということで今どういう気持ちで過ごされていますか?
 (保護者)「子どももSNSで今回のニュースを見ている。不安になると思いますし、家庭内でも安心感を与えられるよう生活しています」
 (見守り活動に参加した人)「『おはよう』と声かけたら、『おはよう』と返ってきたので、すごく安心した」

 午前9時から始まった式では校長が児童らに「結希さんが無事に発見されるのを願っている。一人で不安な気持ちを我慢しないで先生やスクールカウンセラーに相談してください」などと伝えたということです。

 安達さんは3月23日の午前8時ごろ、父親が運転する車で学校のそばまで送り届けられました。その日は卒業式で、在校生として出席するはずでしたが、学校によりますと、午前8時半すぎ、教室には安達さんの姿はなく、卒業式終了後の午前11時45分ごろ、担任が母親に電話で連絡したことで行方が分からなくなっていることが判明。校内の防犯カメラには安達さんの姿は映っていなかったということです。

 また、捜査関係者によりますと安達さんは行方不明以降、バスや電車などを利用した形跡はなく、周辺の防犯カメラにも姿が確認できていないということです。

 警察などはこれまで、安達さんの通学用かばんが見つかった山の中や付近の池のほか、学校の南側の池や山、市街地など広範囲で捜索にあたってきました。しかし、いずれの捜索でも新たな手がかりは見つかっていません。

 そんななか、警察は7日午前7時ごろから約10時間かけて安達さんの自宅周辺の山の中を捜索。この場所での大がかりな捜索は、行方不明になってから初めてとみられます。地元の人は…

 「(家は)この辺だけですよ、あんまり車やら通らないから」

 結局、手掛かりは何もみつからなかったということですが、どんな場所なのか。

 8日、現地に行ってみると、別荘地といわれながらも誰とも会うことはありませんでした。

 警察は8日、市内全域を約30人態勢で捜索しています。

【南丹警察署 生活安全課】(0771)62-0110