裁判所「暴力に対して抵抗する力や、自身に生じた被害を適切に伝える力を十分に有しない園児らに対し、何度も暴力を振るったその態様は悪質」

送検される中村麗奈被告

3月26日の判決で福岡地裁田川支部(中山 知 裁判官)は
「中村被告は、保育士として勤務していた保育園において、9名もの園児に対し、繰り返し暴力を振るっている。暴力に対して抵抗する力や、自身に生じた被害を適切に伝える力を十分に有しない園児らに対し、何度も暴力を振るったその態様は悪質なものといえる」
と認定。

中村被告が犯行に至った動機・経緯について
「中村被告は、複数の行事を同時進行させて準備する中で、余裕がなくなってしまった旨述べている。確かに、中村被告が保育士として勤務するに当たって悩みを抱えていたことがうかがえるものの、園児らに暴力を振るったからといって問題は何ら解決するものではないのであって、特段の酌むべき事情があるとはいえない」
と厳しく指摘したうえで
「中村被告の刑事責任を軽く見ることはできない」
と判示した。