黒部市議の8人から「過剰な要求」を受けたなどとして、市の元幹部が政治倫理条例違反の審査を申し立てた問題です。議員の行動が政治倫理に違反するか審査する政倫審の2回目が開かれ、審査対象の議員全員が条例に違反しない認識を示しました。

黒部市議会で開かれた政倫審。7日は審査対象の議員8人に聴取が行われました。

ことの発端は、ことし2月、当時の総務管理部長である長田等氏が市の管理職を対象に実施した市長からパワハラがあったかを調べるアンケートです。

議員8人は、先月10日、長田氏に対して要求書を提出。アンケート内容の公表などを求めました。

長田氏はこれを「議会の議決を経ていない過剰な要求」と主張し、政治倫理条例に違反するとして、議会事務局に審査を申し立てました。

前総務管理部長・長田等氏(政倫審初回・今月2日)「脅しのような感覚を覚えた」

申し立てを受けて開かれた政倫審。2回目のきょうは、審査対象の議員が参考人として1人ずつ出席しました。当時8人を代表して要求書を読み上げた木島信秋議員は…

木島信秋議員
「日常的にそういうことやってるんですよ我々は。『分からないな、もう少し詳しく知りたいな』と思うと、職員のところ行ったり担当課行ったり、来ていただいたり。そういう付き合いをしているのになんで今回はこういう大げさなことになっていくのか」

日常の議員活動の一環だったとして、過剰な要求にはあたらない認識を示しました。

木島信秋議員
「威圧を与えることは、一切自分ではしていません」「『中身を一つでも二つでも教えてもらえないですか』とそれを言っただけなんですよ。それをねそういう言い方されると、僕らはもうこれから職員に何も聞けないですよ」

この日の会合では、審査対象となった他の7人の議員も、過剰な要求はしていないと主張。全員が長田氏の訴えを否定しました。

政倫審では、外部の専門家にも意見を聞きながら6月までに結論を出す方針です。