名古屋大学・岡山大学・メニコンが共同開発した吸収性骨再生用材料「ヴァーテ」が、2026年2月13日付けで日本において医療機器として承認を取得しました。

骨の再生をたすける補填材

「ヴァーテ」は、骨欠損部の骨再生を補助する骨補填材です。自己集合性ペプチド(SPG-178)と呼ばれる物質を用いたゲル技術が採用されていて、自家骨と混ぜて骨が欠けた部分に埋植して使用します。

骨欠損の治療では、自家骨に人工骨を混ぜて補填量を確保する「併用術式」が広く行われています。

しかし、従来の方法では、チップ状の自家骨と顆粒状の骨補填材がなじみにくく、手術中に材料が散逸しやすいという課題がありました。

「ヴァーテ」はゲル素材の特性によりこれを解消し、術中の操作性向上や術後の骨癒合改善が期待されています。