工場ストップ→日用品不足→消費生活に影響の可能性も⋯

中東情勢の悪化が長引き、製品を作ること自体ができなくなると、印刷会社には大打撃となります。この会社では「情勢悪化が長引けば、6月ごろには受注した商品の一部を作れなくなる可能性がある」と、危機感を募らせています。

ただ、それだけでなく、ティッシュやトイレットペーパーなどを手掛けるこうした企業の業務が止まると、市場にもこうした日用品が出回らなくなる可能性があります。

今回取材した印刷会社のインクのみならず、原油から精製される「ナフサ」をはじめとする“石油由来”のものは世の中に溢れています。中東情勢の悪化が続けば、ゆくゆくは私たちの日常生活にも直接影響してくる可能性があり、今後も事態の動向を注視していく必要があります。

フソー化成 丁野務 社長
「世の中『石油化学に由来しているもの』が、実は皆さんが思っている以上に多いと思います。いろいろなものが“石油由来”ですから、多くの人に、そういうことをもう1度、見つめ直していただきたいと思います」

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