原爆の非人道性を「詩」で訴え続けた福田須磨子さんが亡くなって52年となる2日、長崎市で福田さんを偲ぶつどいが開かれました。

福田須磨子さんは23歳の時、爆心地から1.8キロで被爆。後遺症に苦しみながら「詩」を通して原爆の非人道性を訴え続けました。

52年前の4月2日、52歳で亡くなった福田さんを偲ぶつどいには被爆者らが参加。

高校生が福田さんの詩を朗読しました。

(朗読「亡き父母に」)
「さよならの言葉も死に水も汲まず、生きながら焦熱地獄に落ちた人よ、ああ、あなたがたにいったい何の罪があったというのか」

長崎原爆被災者協議会 田中重光会長
「『絶対戦争をしたらいかん』と、『核兵器をなくさんといかん』というそういう気持ちがずっと亡くなるまで貫き通していかれたわけですね、若い人たちにこれから生きていく人たちに伝えていくことが非常に大事だと」

中東情勢が緊迫するなか、参加者らは福田さんに思いをはせ、反戦平和への誓いを新たにしていました。