失踪の理由は現代に通じる?

幕末期には、武家奉公人=庶民出身で武士に雇われている人々が京都で欠落することが急増していました。
これは、朝廷から京都を守るよう命じられた熊本藩が、多くの武士を京都に派遣し、その従者として多くの武家奉公人が京都に行ったためです。
欠落の理由は様々です。
熊本大学永青文庫研究センター 今村直樹 准教授「京都の藩邸の門限に遅れた、遅刻してしまったとか、問題を起こして故郷の家族や親族に合わせる顔がないから欠落するという事例が非常に多い」


外出先で泥酔して門限に遅れたり、京都での生活で散財して借金を重ねたり、だらしない理由での欠落も多いようです。
一方で、「江戸に行けば武士になれる」と知人から誘いを受け、武士を目指して出奔した人もいました。
熊本大学永青文庫研究センター 今村直樹 准教授「うまい話には何か問題があるというが…実は強盗集団の仲間集めだった。今でいう闇バイトに通じる問題があるのかなと」















