東京都の新型コロナの感染状況を分析するモニタリング会議で、専門家は「コロナとインフルエンザの同時流行が起きているのは事実」との認識を示しました。

コロナの新規感染者は7日間平均で1万7423人と、先週の1.09倍で、第6、7波に比べ増加スピードは緩やかではあるものの、9週連続で増加していると分析されました。

国立国際医療研究センター 大曲貴夫医師
「インフルの流行に関しては定点あたりの報告数が1を超えるというのが流行の定義でありますので、2つの流行が起こっているというのは事実だと思います」

コロナ入院患者は4184人で、およそ4か月ぶりに4000人を超え、都はインフルエンザも含めた年末年始の感染対策を呼びかけました。