新潟水俣病をめぐり新潟県は、県独自の福祉手当を受給していない人を対象に新たな手当を創設し、最大3万8000円を支給します。

3月30日に開かれた新潟水俣病の支援の在り方などを検討する審議会には、大学教授や患者の代表らが参加しました。
新潟県は公式確認された1965年以前に阿賀野川の魚を食べ、痺れなどの症状が出た人を対象に独自に福祉手当を支給しています。

しかし、被害者団体は「有機水銀による環境汚染は続いていた」などとして1965年より後に食べた人も対象にすべきと求めていました。
審議会で県は、新たに『阿賀野川流域健康支援手当』を創設し、1971年以前に1年以上、阿賀野川の魚を食べて健康不安を感じている人を対象に、年間で最大3万8000円を支給するとしました。

【新潟水俣病第5次訴訟 原告団長 皆川栄一さん】
「何年も前から要望してきたことでその点に対しては評価するし、我々としてはありがたいことだと思っている」

また、新潟県は現在の独自福祉手当も1人当たり月額7000円から8000円へ増額するということです。