憧れの背中を追いかけて。将来は「世界」へ
2024年10月20日に香川で行われた記録会。玲奈さんは、田中が2000mの日本記録(5分40秒89)を出したレースを目の前で見た。その時にもらったサイン色紙は一生の宝物だ。「ラストスパートがキレるような走りで走っていて、日本記録が出た時は心がドキドキしました。優しい感じでサインをしてくれました」と嬉しそうに語る。
父・竜也さんも娘の未来に大きな期待を寄せる。
「自分の思っている記録を超えていったら、その先に田中希実さんの日本記録がある。『記録を抜きます』と田中希実さんに直接言っているんですよ。今のレベルでは遠いけど徐々に近くなっていったときに、そこで初めて田中さんが意識してくれたら面白いなと思いますね。ライバルじゃないけど意識してくれると、玲奈も嬉しいと思うので」
その田中選手からは「純粋に速く走るのを楽しんでいってほしい」というサプライズの応援メッセージ動画が贈られた。玲奈さんは顔をほころばせ「有名な人からもらったメッセージがとてもうれしかった。楽しんで陸上の大会や練習でも頑張って、憧れられる選手になりたい」と決意を新たにした。














