宇宙飛行士の古川聡さん(61)は、31日付でJAXA(宇宙航空研究開発機構)を退職し、4月から杏林大学の特任教授になると発表しました。

古川聡さん
「私、古川聡はJAXAから2026年3月末で卒業します。将来のことを考えていく中で、人材育成をやっていきたい、新たな挑戦をしていきたいと考えるようになりました。それ故に決心したことであります」

2度にわたって国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在した宇宙飛行士の古川聡さんは30日、都内で会見を開き、27年間務めたJAXA(宇宙航空研究開発機構)を退職し、4月から杏林大学医学部の特任教授として人材育成に関わることを明らかにしました。

古川さんは1989年に東京大学医学部を卒業し、麻酔科や外科に勤務した経歴を持ち、宇宙医学研究にも取り組みました。

古川さんは自身の宇宙飛行士人生について「全力で走ってきたっていう感じ」「望むことが全て叶ったわけではないが自分でできることはやりきった」と振り返りながら、JAXAや日本の宇宙開発については「発展を心から祈念し、一ファンとして応援していきたい」としました。