札幌市の28歳の男性消防士が、去年7月までのおよそ3年間、性風俗店で無許可で働き少なくとも273万円の収入を得ていたとして、札幌市消防局はこの消防士を懲戒免職としました。
懲戒免職となったのは、札幌市消防局東消防署警防課に勤務する男性消防士(28)です。
札幌市消防局によりますと、この消防士は、2022年4月から2025年7月までの間、札幌市内の性風俗店で、無許可で受付業務に従事し、少なくとも273万円の収入を得ていました。
2023年と2024年、匿名で情報提供を受けた消防局が、本人に聴き取り調査をしたところ、消防士は「働いていない」という趣旨の報告をしていました。
その後2025年8月に再び寄せられた情報には、消防士が性風俗店から得ていた収入を裏付ける資料も添付されていたため、消防局が再び本人を聴取。しかしこの時も消防士は、働いていたことを情報を否定しました。
消防局は、さらに詳しく調査した結果、消防士が無許可で風俗店で働き、収入を得ていたことを確認。
消防士の行為が、営利企業等への従事制限や信用失墜行為の禁止を定める地方公務員法に違反にあたり、何度もうその報告をして事実の隠蔽を図ったことを「消防職員としてあるまじき行為であるとともに、全体の奉仕者たるにふさわしくない非行」として、札幌市消防局は28歳の男性消防士を30日付で懲戒免職としました。
男性消防士は、風俗店で働いていたことを認めているものの、収入を得ていたことについては、現在も否定しているということです。
札幌市消防局の坂上新次消防局長は「職員が信頼を損なう行為を行ったことに対し、深くお詫び申し上げます。あらためて服務規律の確保の徹底を図り、職員が一丸となり自覚と責任を持って職務を遂行することで、一日も早い信頼回復に全力を尽くしてまいります」とコメントしています。














