農家の高齢化や担い手不足がますます深刻化する中、田んぼに直接種をまくことで田植えなどの作業を省ける「乾田直播栽培」に切り替える農家が増えています。
30日は石巻市で種まきの様子が公開されました。宮城県石巻市須江の農業組合法人「たてファーム・和」では、29日から乾田直播栽培の種まきが始まりました。乾田直播栽培とは、水を張っていない田んぼに直接種をまく農法です。

この農法では、田植えができる大きさまで種もみを育てる「育苗」や、水を張った田んぼをトラクターなどで耕す「代かき」が必要ありません。作業を省力化できるため、高齢化や担い手不足に悩まされている農家の負担軽減につながると注目されています。実際にこの組合でも、通常の田植えが1ヘクタールあたり3時間かかるのに対し、この農法では1時間程度で種まきを終えられています。
たてファーム・和 高橋弘総務部長:
「農業は担い手が高齢になっているし労力的にもいない。乾田直播のメリットは労力の面でコストがかなり軽減される」

JA石巻管内では、約7100ヘクタールあるコメの作付面積のうち、約1500ヘクタールが乾田直播栽培で、年々増加しているということです。














