フィリピン軍は、南シナ海で中国の軍艦がフィリピン艦船の至近距離に接近する危険な操縦を行ったと発表しました。「挑発的な行為だ」と非難しています。
フィリピン軍は26日、中国と領有権を争う南シナ海の南沙諸島の海域で、中国軍のフリゲート艦が危険な操縦を行ったとして映像を公開しました。
映像は25日に撮影されたもので、フィリピン艦船に対し中国艦船が至近距離に接近。フィリピン側は衝突の危険を回避したとしています。
フィリピン軍は「挑発的な行為だ」としたうえで、海上での衝突を予防する国際規則に違反していると非難しました。
フィリピン軍は20日にも、南シナ海を航行中のフィリピン艦船に対し、中国艦船が攻撃目標を定める火器管制レーダーを照射したと発表しています。
一方、中国軍・南部戦区の報道官は28日、フィリピンの艦船が中国の艦船に「危険な接近を行い、正常な航行を妨害した」と非難する談話を発表しました。
談話では「フィリピン側は艦船の操作の安全性を欠き、海上での不測の事態を起こす恐れが高いだけではなく、中国の艦船が危険な接近を行ったと嘘をついている」と主張。「挑発的で危険な行為や噓をつくのを直ちにやめるよう警告する」としています。
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