去年4月、福岡市に向かっていた医療用ヘリコプターが不時着水し、3人が死亡した事故について、国の運輸安全委員会は26日、機長が空中分解の可能性を考え不時着水させたとする経過報告書を公表しました。

この事故は去年4月6日、長崎県対馬市から福岡市東区の福岡和白病院に向かっていたヘリコプターが、長崎県壱岐沖で不時着水したものです。

乗っていた6人のうち、女性患者と付き添いの息子、男性医師の3人が死亡しました。

運輸安全委員会が26日公表した経過報告書によりますと、ヘリは対馬空港を離陸してから17分後、機体後方から異音や振動が発生しました。

機長は空中分解する可能性を考え、緊急用フロートを展開して不時着水を行ったということです。

事故をめぐっては、海上保安庁も業務上過失致死傷などの疑いで捜査を続けています。