全国的にクマによる被害が問題となっています。

クマが活発になる時期を前に、人の生活圏に寄せつけないことが重要とし26日、山口県が改めて対策を呼びかけました。

県内では今年度、クマの目撃情報が299件、捕獲頭数21頭と前年度を下回り人への被害は確認されていません。

しかし、去年10月には山口市の小学校の近くでクマが目撃され、警察や猟友会が警戒するなどの対策も取られました。

県自然保護課は県内ではクマは人の食べ物に執着している状況ではなく、人を避けて行動していると分析。クマを人の生活圏におびき寄せないことが重要として、放置されている果樹を伐採し、蜂の巣を撤去するなどの対策を呼びかけています。

より正確な目撃情報を集めるため「痕跡の見分け方マニュアル」も作成。足跡や爪痕などの特徴を写真入りで説明しています。

県自然保護課 山田隆信主幹
「クマに遭わないための行動、クマを生活圏に引き寄せない取り組みが大切です。クマをよく知り、十分に備え、冷静に対処しましょう」

県は緊急銃猟を行う市町の支援やクマハンターの育成など、効果的な被害防止対策を進めることにしています。