5年前、北海道旭川市でいじめを受けていた女子中学生が自殺し、遺族が旭川市に損害賠償を求めていた裁判は、市が遺族に7000万円を支払うことなどで26日和解が成立しました。

原告弁護団 石田達也弁護士
「遺族側の主張に沿った勝訴的和解であると受け止めております」

この裁判は、2021年、当時中学2年の廣瀬爽彩さんが旭川の公園で自殺したのは、市や学校が適切な対応を怠ったためだとして、遺族が市に約1億1500万円の損害賠償を求めていたものです。

旭川地裁は、1月に市が遺族に7000万円を支払い、遺族はいじめの再発防止に向けた市の取り組みを評価することなどを盛り込んだ和解案を提示していて、26日和解が成立しました。

原告弁護団 石田達也弁護士
「いじめの早期発見、早期対応という基本原則を無視することが、取り返しのつかない結果を招くということ、高額の賠償義務を負わされるということ、学校関係者はこれを忘れることなく、徹底した再発防止に努めてもらいたい」

和解を受け、旭川市の今津寛介市長は「同じようなことを2度と起こさないよう、いじめ対策に全力で取り組む」とコメント。

一方、廣瀬さんの母親は「今後は被害を受けた子供たちに寄り添い、2度と娘のような思いをする人がいなくなることを強く願っております」とコメントしています。














