中学2年生までは無名

日本記録保持者も絶賛する金子選手ですが、意外にも――
同級生の女子
「小学校のころは私が勝ってました」
金子選手「負けてました。ボコボコです」
中学2年生までは無名でした。
元々は短距離がメインの選手。日本一どころか市の競技会でも惨敗。
そんな金子選手が大記録を打ち立てるほど速くなった理由。それは、元陸上選手の大橋先生との出会いでした。
短距離で結果を出せずにいた金子選手に400メートルでの可能性を見出しました。
金子選手を指導 牧野中学校 大橋伸宜教諭
「走っている最中に(スピードが)落ちない。持久的なところ400メートルのほうが才能をいかせるのではないかということですすめさせてもらった」
大橋教諭の言葉を信じ400メートルに転向。走り方を基礎から徹底的に見直しました。
金子選手
「空中で脚が着く前に切り返すというのを意識しながら真下に脚を着く。股関節がしっかり使えると後半でも大きなストライドでいくことができるので楽に速く進む」
そして速くなれたもうひとつの理由が「反骨心」です。
金子選手
「目標が全中に出ることだったんですけど周りの人から『本当にできるの』とかいろいろ言われてそれが悔しくて見返してやりたいと思ったからです」
大橋教諭の指導と「見返してやりたい」という気持ちが3年生になって実を結びました。
磨き上げたスピードとスタミナを武器にわずか1年で400メートルの自己ベストを11秒も短縮。中学日本記録を塗り替えました。














