遺族弁護団が会見
26日午後、廣瀬爽彩さんの遺族弁護団を代表して石田達也弁護士が記者会見し、「異例と言ってよい高額賠償が認められた、そういった内容の和解が成立したことは、今後、いじめ自死を巡る裁判の賠償水準を引き上げる方向で寄与するもの」と評価した上で、「いじめの早期発見、早期対応という基本原則を無視することが取り返しのつかない結果を招くということ、そして、高額の賠償義務を負わされるのだということ、学校関係者はこれを忘れることなく、徹底した再発防止に努めてもらいたいと思います」と述べました。
また、会見に先立って、廣瀬爽彩さんの母親からのコメントが読み上げられました。
<廣瀬爽彩さんの母親からのコメント全文>
本日、旭川地裁で和解が成立しました。
全国の皆様から多くのご支援、ご寄付、励ましをいただきましたことを厚く御礼申し上げます。
これまで、幾度となく心が折れそうになり、諦めてしまいたくなることがたくさんありました。
でもこうして続けてこられたのは、私よりも娘の方がもっとつらかったと常に自分に言い聞かせ、そうする中で、皆様からの励ましの言葉があったからに他なりません。
そして、そっと支えながら見守ってくださった弁護団の皆様にも感謝を申し上げます。
本当にありがとうございました。
今回、裁判所の勧告に沿って和解することにいたしました。
現在の制度では、学校ではなく、学校を設置する旭川市に対して訴訟をするしか方法がなかったので、今回のような訴訟の形になりました。
ですが、旭川市長には、再調査を決断していただいたり、ニュースなどで娘に寄り添った言葉をかけてくださったりしているのを拝見し、心から感謝しております。
今もあの日のまま、私の時間は止まっています。
どうしてあげることが正解だったのか。
どうしたら助けてあげることができたのか。
自分を責める日も多く、常に自問自答をし続けております。
また学校に対しては、生前から幾度となくいじめについて対応を求めてきましたが、いじめが認められることはありませんでした。
娘が傷つく姿を見ていたときのことがとても辛く思い出されます。
今回、裁判所では、学校の対応が違法であったことが認められました。
娘の気持ちを理解し、寄り添った和解案を提示してくださった裁判官の皆様にも感謝を申し上げたいと思います。
今後は、被害を受けた子供たちに寄り添い、二度と娘のような思いをする人がいなくなることを強く願っております。
広瀬爽彩の母より














