飯田市のシンボル「りんご並木」。ここに植えられている歴史あるリンゴの木を守ろうと、地元の中学生が取り組んでいます。

20本余りのリンゴの木が並ぶ、飯田市中心部の「りんご並木」。

地元のリンゴ農家 平栗富一さん:「リンゴの木を腐らせる病気が入っちゃっていて。処理してももうなかなか治らない状況で」

73年前、最初に植えられた最も古い木が、まさに今寿命を迎えようとしています。
その貴重な枝をあえて切ったわけが…。
地元の飯田東中学校。歴史ある木を残そうと生徒たちが知恵を絞り、古い木の枝を若い苗木に「接(つ)ぎ木」して再生しようと考えたのです。

今や飯田のシンボルともいえる「りんご並木」。
1947年、市の中心部の3分の2を焼失したとされる「飯田大火(たいか)」のあと、街の復興を願って当時(1953年)の中学生が植樹したのが始まりです。

その後70年以上にわたって、飯田東中の後輩たちが代々世話を続けてきたのです。春休み中のきょうは、先日卒業した3年生を含む生徒12人が参加。

アドバイザーの指導を受けながら、6本の苗木に古い木の枝を差し込んでテープで丁寧に固定し、鉢に植える作業を行いました。

飯田東中3年 麦島沙和さん:「大きな責任もあったんですけど、先輩の思いとか、しっかり繋いでいけるように頑張りました」
接ぎ木がうまくいけば、2年後にはりんご並木に植樹するということです。














