■MLB ブルージェイズ8×ー7アスレチックス(日本時間29日、ロジャース・センター)
ブルージェイズの岡本和真(29)が本拠地で行われたアスレチックス戦に“4番・三塁”で出場し、5打数1安打1四球。開幕から2試合連続安打をマークした。チームは7回、1点リードの場面で中継ぎが2者連続でピッチャー強襲ヒットを足に浴びて緊急降板、急遽マウンドに上がった投手が満塁ホームランを打たれて、一時は4点差をつけられたが、9回にA.カーク(27)が1号同点ソロ、11回の延長タイブレークで開幕から2試合連続サヨナラ勝利を挙げた。
28日の開幕戦では“7番・三塁”で出場すると初のマルチヒットでメジャーデビューを果たした岡本、「ここからスタートなので、またたくさん打てるように頑張りたい」と話した。チームもサヨナラ勝ちで勢いに乗って迎えた2戦目、岡本は“4番・三塁”で2試合連続のスタメン出場となった。
1回の第1打席、アスレチックスの先発は昨季、11勝と2ケタ勝利を挙げた左腕のJ.スプリングス(33)、ブルージェイズのJ.シュナイダー監督(46)は対左腕対策として1番から5番まで右打者を配置、岡本は3番・V.ゲレーロJr(27)の後ろを打つことになった。
1回、2死から3番・ゲレーロJrが四球で出塁すると、岡本の第1打席、カウント1-2と追い込まれたが、92マイル(148キロ)のストレートをレフト前へ弾き返して2試合連続安打、前日から3打席連続ヒットをマークした。レフトがボールをファンブルすると、1塁走者のゲレーロJrが3塁を狙ったが、タッチアウトとなってしまった。それでも4番に起用した指揮官の期待に応えた。
ブルージェイズは2回、先頭打者から3連打で1点を先制、2死二、三塁のチャンスで岡本の第2打席、アスレチックスバッテリーは岡本の能力を警戒し、スイーパー、カットボール、スライダーと1打席目に打たれたストレートを投げずに1度も見せなかった変化球で勝負、岡本も外角の変化球を追いかけずにしっかり見定めてフルカウントまで持っていった。最後はスライダーを見逃して四球。打ち急ぐことなくチャンスを広げた。2死満塁から5番・A.カーク(27)はファーストゴロと追加点とはいかなかったが、岡本は前日から5打席連続出塁と存在感をアピール。
ブルージェイズ先発はパドレスから移籍してきたD.シース(30)、新天地での初先発で圧巻のピッチング、3回2死から7者連続三振を奪うなど、5回までに11奪三振とアスレチックス打線を翻弄。サードの岡本はここまで守備機会はなかった。しかし、6回、シースは先頭打者に四球と盗塁で得点圏に走者を許すと、1死ニ塁から3番・T.ソダーストロム(24)にレフトへタイムリーツーベースを浴びて、1対1の同点に追いつかれた。
さらにピンチの場面で続く打者のショートゴロでソダーストロムが3塁へ、ショートのA.ヒメネス(27)はサードの岡本に送球、岡本もタッチに行ったが、ソダーストロムが岡本のタッチを上手くかわして、セーフ。1死一、三塁でシースは降板となった。それでも、2人目・B.フィッシャー(25)がショートゴロ併殺打でピンチを凌いだ。
同点に追いつかれた6回、先頭の3番・ゲレーロが四球で出塁、4番・岡本の第3打席、カウント1-2と追い込まれると、外角低めのチェンジアップに体勢を崩されてショートフライ。走者を進めることが出来なかった。それでも、2死二塁から6番・D.バーショ(29)がライト前へタイムリーで2対1と再びブルージェイズがリードした。
しかし、7回、ブルージェイズ3人目・M.フルハーティ(24)がマウンドに上がったが、先頭打者に右足に打球が当たる内野安打を打たれると、続く打者にも今度は右ひざ上に打球が当たる内野安打。なんと2者連続で足に打球を受けるアクシデントで降板となった。
無死一、二塁で4人目・B.リトル(29)が緊急登板すると1死二、三塁から今度もピッチャーへの内野安打でタイムリー、2対2の同点に追いつかれた。そして、1死満塁からアスレチックス・2番・S.ランガリアーズ(28)に2試合連続となる3号満塁ホームランを浴びて、2対6と勝ち越された。
ブルージェイズは7回、2死一、三塁から3番・ゲレーロがライト前へタイムリーを放ち、3対6、そして、岡本の第4打席、カウント1-0からストレートを打ち上げてしまい、サードファウルフライと思われたが、3塁手が取れず、岡本は助かった。フルカウントから99マイル(159キロ)のストレートに空振り三振、本拠地ファンからため息が漏れた。
8回に2点を奪った5対6と1点差に詰め寄ったブルージェイズ、9回、先頭で迎えた岡本の第5打席、アスレチックス5人目・M.ケラー(33)と対戦。カウント0-2と追い込まれると、最後は外角のボール球をストライク判定されて、見逃し三振。1死となったが、続く5番・カークが今季1号の同点ホームラン、本拠地が一気に盛り上がった。
延長タイブレークの10回、ブルージェイズは2死二塁で3番・ゲレーロが申告敬遠で歩かされて、4番・岡本との勝負を選択された。このための4番起用だったが、カウント2ー2からカーブに力なくセカンドフライに倒れた。
延長11回、2塁走者の岡本は代走が起用されて途中交代、2戦目は5打数1安打1四球、2試合連続安打をマークした。チームは延長11回にE.クレメント(30)が左中間へサヨナラタイムリー、激戦を制して開幕から2試合連続のサヨナラ勝ちを収めた。














