この冬の青森市の除排雪が滞ったことを巡り、市議会最終日の24日、市の除排雪業務を調査する百条委員会設置の決議案の採決が行われましたが、反対多数で否決されました。
百条委員会設置の決議案は、市議会最終日の24日に提出され、提案議員を代表して木村淳司 議員が登壇しました。
木村議員は提出理由について、一般質問や雪対策特別委員会での市の答弁や資料は不十分であり、強制調査権を使って除排雪業務の検証すべきだと強調しました。
青森市議会 創青会会派 木村淳司 議員
「この採決は多くの市民が注目しています。いまこそ市民の声を議会に届ける責務を果たすべきです」
議長を除く31人の議員で採決が行われましたが、結果は賛成が11票、反対20票、反対多数で否決されました。
青森市議会 自民クラブ会派 長谷川章悦 議員
「なんのために雪対策特別委員会ってあるのさ。そのために設置している特別委員会できちんと議論すればいい」
青森市議会 市民クラブ会派 工藤健 議員
「百条委員会を賛成反対を二者択一で分けられたことに疑念があり、皆さんいろいろな考えがありますので、百条ではなくて別なやり方でやれるということで、私は(反対を)選択しました」
このあと提案した有志議員らは会見を開き、設置がかなわなかったことを残念としながらも、除雪体制の改善に向けて、今後も市の体制を質していくとしました。
青森市議会 創青会会派 木村淳司 議員
「否決されたことは非常に残念ではありますが、議員としてできることがありますので、除排雪体制を改善するための実態解明に今後も全力を尽くしていきたい」
また議会終了後、西秀記 市長は会見に臨み、来シーズンに向け、除雪体制や業者との契約の在り方を見直していく意向を示しました。
青森市 西秀記 市長
「除排雪業務の契約内容の実効性や出動実績の実態、支払い基準の妥当性など、こちらできちんとまとめて議会に対して丁寧に説明してまいりたいと思っております」
市の除排雪体制を巡っては、4月以降に開かれる議員全員協議会と雪対策特別委員会で今後、議論と検証が行われる予定です。
ただ、今シーズンの市の除雪については多くの市民、県から遅れを指摘する声や不満の声が上がっていて、来シーズンに向けた体制の在り方、改善に向けた議論が強く求められています。














