背後には巨大組織が絡む可能性も…
高柳キャスター:
Aさんとはまた別のグループだと思われますが、巨大組織が絡んでいるケースがうかがえる証言もあります。

Bさん(20代男性)の証言によると、「不動産の仕事」と紹介されてカンボジアへ行ったところ、塀の中に3階建ての建物が約300棟あったそうです。
国籍別に約20名ずつグループに振り分けられ、日本人は300棟のうちの2棟が割り当てられていたそうです。また、逃げようという気持ちを削ぐためなのか、レストランやカジノもあったと言います。出入り口には警備員が十数人いたそうです。
Aさんのケースとは少し異なり、休みの時間や勤務時間が細かく設定されていて、平日午前9時~午後5時まで働くこと(土日祝は休み)が決められていたとのこと。
かけ子が仕事をする「かけ場」1か所に、それぞれスマートフォンが約100台あり、詐欺でLINEを使用した後は、端末を燃やして処分をするなど徹底していました。
このような場所に中核的な人物として、日本人が関わっていたということもあるのでしょうか。

TBS報道局 社会部 松田岳 記者:
日本人がいる場合もあると思います。私たちの取材では7人の証言を得ており、そのうち4人は「中国人が社長」「“先生”と呼ばれている中国人夫婦がいる」という証言をしています。
あくまで証言なので、「中国籍とみられる」という表現が正しいかと思いますが、中国系のグループが関与している可能性も十分にあり得るとみています。
出水麻衣キャスター:
同じ場所に300棟もビルがあり、塀で囲まれて警備員もいると、周りから見れば異様だと思います。周りの住民が通報して、政府が働きかけるという動きはあるのでしょうか。
TBS報道局 社会部 松田岳 記者:
そのような動きもあるかと思いますが、現状分かっていない部分が多いです。実際、300棟も日本で言うと団地のようなところかもしれません。
まだ詳しく分かっていないところが多いので、これから捜査が進むにつれて実態解明が進んでいくと思います。

















