来年(2027年)4月から使われる高校の教科書の検定結果がきょう発表され、「地理歴史」の教科書4点が不合格となりました。いずれも同じ会社の教科書で、この会社が発行している中学の社会科教科書と内容がほぼ同じだったということです。
文部科学省はきょう、来年4月から使われる高校の中学年用の教科書の検定結果を公表しました。
「国語」「数学」「外国語」などあわせて224点が申請され、220点が合格となった一方、「地理歴史」で4点が不合格となりました。
不合格となった教科書はいずれも作家の竹田恒泰氏が社長を務める「令和書籍」が申請していたもので、2023年度の検定で合格した「令和書籍」の中学の社会科教科書と内容がほぼ同一だったということです。学習指導要領が定める高校の中学年の教科書に求められる内容ではなく、「教科用図書として適切性を欠いている」などとして不合格となりました。
文科省によりますと、高校の教科書検定で中学校の教科書とほぼ同じ内容のものが申請され、不合格となるのは初めてだということです。
令和書籍側は、「中学の既存教科書と『同一の文章が使用』されていることを欠陥とする法令等は存在しない」などと反論しています。
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