卒業を迎える女子高生の間で流行っている「JKノート」。一体どんなノートで、何が描かれているのでしょうか?

「JKノート」で思い出作り

高校3年生に<卒業までにやりたいこと>を聞いてみると、「制服ディズニー」や「卒業旅行」の他に、多く出てきたのがー

高3女子:
“JKノート”。クラスの女子全員やっている」

“JKノート”とは、卒業式までの登校日数をカウントダウンするもので、スケッチブックなどに、あと「〇日」といった“数字と好きなイラスト”を描くのが定番とのこと。

「リングノートみたいなのにデコレーション。文字と絵とか毎日違うのを描いていく」
「いっぱいデコったりしてかわいい感じにする」
「1個に時間かけて描く。2時間くらいかかった」

さらにー

高3女子:
「その日に写真とか動画を残してインスタとかSNSにあげて思い出を残す」

描くだけでなく、学校などでノートと一緒に“写真や動画を撮る”までがセット。

“友達と一緒にやる”ところも特徴の1つです。

担当日を決めて、持ち回りで1冊に描いていき、中には「クラス全員で、先生も交えて」というJKも。描いたページを毎日教室の壁に貼っているといいます。

一方で、複数人でやるからこその問題もー

高3女子:
「私めっちゃ絵が下手。1人だけクオリティが…(笑)」

そこで、シールを貼って誤魔化したり、家族に描いてもらうケースもあるようです。

ちなみに、カウントダウンは何日前から?

「大体30日前」
「無理しない程度にできる日数で10日間」
「めんどくさかったら3日前からとか」

中には、「“あと96日”時点で『これやったな』を記録した」というJKもいて、ノートと一緒にその日みんなで食べたものを撮影した写真も。

高3女子:
「ノートの周りにドーナツとか、キャラ弁とか。その日やったことの“思い出作り”

さらに、もっと早く始めたというJKも。

高3女子:
「私たちは“高2でやっちゃおう”みたいな」
「早とちりしちゃった」
「いつメン(いつものメンバー)4人が好きだったから4人でやっちゃおうって」

しかし、あまりに早く始めたために…

高3女子:
「高3になってやろうとして断念した。“燃え尽き症候群”。ポスカとノートは準備したんだけど描かなかった」

令和の女子高生「学校の思い出は?」

JKノートにさまざまな思い出を刻む女子高生。

特に思い出に残った日を聞いてみると、「めっちゃでっかい恵方巻き作った」と見せてくれた動画には、学校で長さ50cm×太さ10cmほどの恵方巻を作り「めっちゃ恵方巻!」「恵方巻すぎなんだけど!」と盛り上がる様子が。

別のJKが見せてくれたのは、全員で“バカ殿”になった日の写真。

高3女子:
「ホテルでいつメンで志村けん。白塗りして、髪みんな長いから結んで縦にして、なんか騒いだ」「もう思い出」

残りわずかの学校生活。思い出を作り写真や動画に収める令和の高校生ですが、大人たちからは、こんな意見も。

「すべて記録みたいな。本当の思い出というか、“どれが思い出かわからなくなっちゃう”」(60代女性)

「どれだけ充実してるかが“拡散される時代”だから頑張らないといけないのかも。大変だ」(30代女性)

しかし、女子高生にとっては、それが当たり前。

女子高生:
“日常だから大変って思ったことない”。ご飯食べる時に写真撮って、どこか着いたら TikTok撮って」