心の回復に必要なこと

震災から15年が経っても変わらない真理。それは、心の回復には「一人にならないこと」が不可欠だということです。

長妻医師
「『仲間』・『自分は一人ではない』という感覚を持つことがとても大切。人と繋がりがあるという限り、人は回復するという力が増えるので。なので『自分は一人ではない』と孤独にならないというのが大切」

災害という異常事態の中で、心が揺れ動くのは決して弱さではなく、誰にでも起こりうる『正常な反応』です。まずはその事実を私たち社会全体で共有することがケアの第一歩になります。

避難環境の格差やSNSの氾濫など、ストレスの要因が複雑になる現代だからこそ、一人で抱え込まずに『助けを求めること』。

そして、周囲がそのサインを見逃さないこと。

東日本大震災から15年、私たちが今改めて向き合うべきは、物理的な備蓄の先にある、互いの心を受容し合うための備えです。